アンティーク着物を購入する際の注意点は？

アンティーク着物を購入する際の注意点は？

アンティーク着物とは、一般的に戦前に着られていた着物のことを言います。購入する際は、生地が古いのは当然のことながら全体的に小さめに作られているということを知っておくことが大切です。また、全体的な劣化や変色、サイズ感について詳細に調べてから購入するようにしてください。古い品物だからといって、生地の劣化を気にせず着付けをしてしまうと、すぐに破けてしまうこともあります。特にお尻や裾、ひざなどの生地が薄くなりやすいので重点的にチェックしておくと安心です。さらに、部分的に変色がひどい場合も注意が必要であると言えます。外側から見えない箇所ならば気にしない、という人も多いですが状態によっては外見にも影響してしまうので慎重に選びましょう。アンティーク着物は、昔の女性のサイズに合わせて作られているのでサイズが小さめであることがほとんどです。自分の身体にあっているかをしっかりみきわめてから、買うようにしてください。

アンティーク着物の布地はリメイクに最適です

昨今ネットオークションやフリマサイトでアンティーク着物をたくさん見るようになっています。団塊の世代の人が後期高齢者になっており、断捨離や終活のために着なくなった着物をサイトで売ることが多くなっているのです。特に遺品整理で祖父母などのアンティーク着物を販売する人も多いです。こうした着物はネットでも特に人気があるのです。なぜならこれらの文様や織、デザインは現代では唯一無二のものであり、希少性が高く越個性的であるからです。布地の中には劣化が目立つものもありますが、大正時代や昭和初期のものであるとほつれやシミ汚れも所々に確認することができるのです。しかしこうした汚れや劣化があっても喜んで購入する人も少なくありません。それは生地のデザインが華やかであるために、着物以外の小物やクッションカバー、テーブルセンターにブラウスなどにリメイクが可能であるためです。リメイクすることでそれこそ世界で唯一の製品にすることができます。